公務員試験を目指すとき、最初に多くの人が悩むのが
「どれくらい勉強すれば合格できるのか?」という点です。
もう一つ見落とされがちなのが、
面接対策は筆記試験と同じタイミングで始める必要があるということ。
筆記ばかりに集中して面接を後回しにしてしまうと、
本番で「思うように話せない」「自己PRがまとまらない」――そんな事態に陥る人が本当に多いのです。中には満足に練習できずに本番に臨む人もいるかもしれません。
公務員試験の勉強期間の目安
結論から言うと、勉強期間は職種によって大きく違います。
私の経験と、周囲の合格者を見た体感では、以下がひとつの目安になります。
事務職(特別区)
はじめて公務員試験に挑戦する人なら、
私は、最低でも6カ月の学習期間が必要だと考えています。
一般教養・専門試験ともに範囲が広く、
「どの科目を捨て、どこを得点源にするか」を決めて戦略的に進めることが重要です。
経験者採用なら専門試験が、職務経験論文になりますが、小論文の練習が必要です。専門試験の対策をするよりは楽ですが、それなりに書いて練習をしなければなりません。
また、一次試験の合格発表から2次試験の面接までは非常に短いです。その間に面接カードを作成したり、自己分析や面接練習をしなければなりません。
そのため、筆記だけに集中していると「面接の準備が間に合わない」ということになりかねません。実際、そういった人は一定数いると思います。
筆記と面接はセットで考える――これが最大のポイントです。
技術職(電気・機械・建築・土木など)
特別区の技術職は、専門試験のみで構成されるようになりました。そのため、一次試験の負担がかなり減りました。
筆記試験そのものは1〜2カ月程度の集中学習でも対応可能です。中には既存の知識で合格ラインに届く人もいると思います。ただ私が見ている限り、技術職の専門試験のボーダーラインはかなり低いと考えています。理由として一次試験の通過率です。とはいえ、対策が必要でないという訳ではありません。
事務職と同様に、一次試験に通ってから面接を考えるのは遅すぎます。こちらも一次試験と並行して、面接カードを作成の下準備をしたり、自己分析や面接練習をしなければなりません。
面接準備を含めると3〜4カ月は見ておくべきです。
新規採用・経験者採用の採用区分を問わず、これまでの職歴や経験等を棚卸しして言語化し、面接で話せるようにする必要があります。
早い段階から「自己分析」を進めておくと、面接対策が格段にスムーズになります。
面接対策は「一次試験と並行して」始める
多くの受験生は、面接を“後回し”にしてしまいます。
しかし、面接は準備時間がかかる「実技試験」です。
たとえば、特別区の新規採用試験では、私が受けたときに
「3分間プレゼンテーション」がありました。
自分の考えを整理し、制限時間内に的確に伝える力が求められます。
面接では、一語一句を暗記して話す人もいますが、それだと応用が効きません。
面接は、相手との会話であって、テンプレートの文章を話す場ではないです。自分が伝えたいことを再現できれば良いので、そのためには練習が必要です。
だからこそ、筆記試験の勉強と同時に少しずつ練習を始めることが重要です。
早めに対策しておけば、本番で焦ることもありません。
面接練習は“他人と”やるのがベスト
面接対策で最も効果的なのは、他人の前で話すことです。
家族や友人、同僚など、相手は誰でも構いません。
他人の前で話すことで、
- 表情
- 姿勢
- 声のトーン
- 話すテンポ
といった「自分では気づかない癖」が見えてきます。
一人で練習する場合は、鏡の前で話すのも効果的です。
特に、面接官に与える第一印象(声の大きさ・目線・笑顔)は、
わずか数秒で評価を左右します。
まとめ|合格への近道は「早めの準備」
公務員試験で本当に重要なのは、面接試験です。
筆記試験はあくまで“通過点”に過ぎません。ただの足切りです。
✅ 事務職 → 6カ月以上の学習+並行して早めの自己分析・面接準備
✅ 技術職 → 3〜4カ月で集中学習+並行して早めの自己分析・面接準備
✅ 面接準備は一次試験と同時進行が鉄則
「一次試験に受かってから面接を考えよう」では遅いです。
面接の出来が最終合否を左右します。
早めに準備を始めることで、余裕をもって本番に臨むことができる。
これが、公務員試験合格の一番の近道です。
あなたの努力が実を結ぶように。
焦らず、着実に一歩ずつ進めてください。
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