特別区(東京23区)で事務職として働きたい。
そう思って準備を始めたものの、まず最初にぶつかる壁が「教養試験」です。
- 分野が広すぎる…
- 数的処理が難しい…
- 英語も理系科目も苦手…
そんな不安を抱える受験生は非常に多いですが、実は 教養は満点を狙う必要はまったくありません。
むしろ「得点源を絞る戦略」を取れるかどうかが 合否を決定づけます。
この記事では、特別区の教養試験の構成と攻略法を、新規採用(大卒)と経験者採用(主事級・1級職)に分けて詳しく解説します。
私の受験経験と過去問分析を踏まえた、実践的・再現性の高い内容です。
この記事でまとめてわかること
- 特別区教養試験の出題構成
- 20点を最短で確実に取りに行く科目戦略(ボーダーライン対策)
- 経験者採用では「小論文>教養」が正解な理由
- 勉強時間を最大効率化する捨て科目判断
特別区・新規採用(大卒程度)教養試験の傾向と必勝戦略
試験構成の基本
- 試験時間:2時間
- 問題形式:必須科目 + 選択科目
- 問題数:40問
主な出題分野:
| 区分 | 科目例 |
|---|---|
| 必須領域 | 文章理解/判断推理/数的推理/資料解釈/空間把握/時事 |
| 選択領域 | 法律/政治/経済/社会/自然科学/人文/英文 など |
この構成を見れば分かる通り…
全範囲きっちり勉強すると 軽く300〜500時間では足りない
だからこそ、
✅「確実に取れる分野」で勝負する
✅「時間がかかる分野」は捨てる決断も必要
目標ラインは 20問正解(正解率5割)
過去の合格者データを踏まえると、
教養試験は 5割前後で十分通過できる(実際はもっと低いと思います)
逆に言えば…
👉苦手科目に多くの時間を費やすのは損
👉コスパの良い科目で点を稼げば勝てる
現在の一次試験の通過率をみると、かなりボーダーラインは低いと思いますが、教養試験で足切りによって不合格にならないために目標ライン5割を推奨しています。
得点源とするべき科目
本気でおすすめする優先度はこちら↓
| 科目 | 目標正答数 | 理由 |
|---|---|---|
| 資料解釈 | 4問満点 | 短期間で伸び、安定得点に直結 |
| 文章理解 | 4〜5問 | 語彙力・読解力で即伸びる |
| 数的推理 | 3問 | 練習で再現性が上がる |
| 判断推理 | 3問 | パターン暗記で対策可能 |
| 空間把握 | 2問 | 慣れたら得点しやすい |
→これだけで 合計16〜17点
残りは時事・選択科目で補強
つまり 勝ち筋が明確です。
法律・政治・経済が比較的得点しやすいのでおすすめ。
戦略的「捨て科目候補」
- 英文(時間効率が悪い)
- 自然科学(対策範囲が広い)
- 文系知識科目の深追い
苦手な人は基礎だけ触れて最低限拾えばOK。
その分の時間を数的系・資料解釈に回す方が総合点は伸びます。
経験者採用(1級職/主事級)向けの教養試験対策
試験の位置づけが違う
- 試験時間:1時間45分
- 問題傾向:新規採用とほぼ同じ
しかし最大の違いは、
「教養試験は足切り要素」でしかない。ボーダーライン以上をとる意味はない。
つまり…
- 合格を分けるのは
✅小論文
✅面接
✅職務経験 - 教養試験は
✅「半分取れれば十分」
目標正答数:16〜18問
必要以上に対策を膨らませないことがポイント。
選択科目は最低限でいい
得意分野を 1~2科目に絞る
→深追いすると小論文対策時間を圧迫して失点につながる
経験者採用は「小論文が勝負」
特別区をはじめ、自治体の採用は近年
小論文・面接の比重が年々増加
採点配分イメージ:
- 教養:通過のため
- 小論文:順位を上げる中心
- 面接:最終決定
つまり
教養=落ちないための点
小論文=受かるための点
経験者採用はとくにこの傾向が顕著です。
科目別・勉強時間の最適配分
| 対策内容 | 時間配分 |
|---|---|
| 数的処理(判断推理+数的推理) | 40% |
| 資料解釈/文章理解(点数の稼ぎ場所) | 30% |
| 時事/選択科目 | 20% |
| 捨て科目の最低限対策 | 10%以内 |
✅とにかく「点が積み上がる科目」を優先
✅苦手科目は最小労力で凌ぐ
これが最短合格ルートです。
まとめ/ 特別区”教養試験”はこう戦う!
| 項目 | 新規採用 | 経験者採用 |
|---|---|---|
| 教養試験の目標正答数 | 20問前後 | 16〜18問 |
| 最優先科目 | 資料解釈 | 資料解釈 |
| 優先科目 | 数的処理全般・文章理解 | 数的処理全般・文章理解 |
| おすすめ科目 | 法律・政治・経済 | 得意科目あれば |
| 捨て科目 | 英語・自然科学は検討可 | 英語 |
満点不要。ボーダーラインをとれれば良い。
最後に:今日からすべき3つの行動
1️⃣ 過去問で得意・不得意を可視化
2️⃣ 数的系・資料解釈を最優先で学習(毎日1問でも良いので解く)
3️⃣ 経験者は小論文に毎日学習(書かなくても、読むだけで対策になる)






