公務員試験は公平か?特別区・東京都・県庁の難易度とおすすめの選び方【現役公務員が徹底解説】

「公務員ってコネがないと無理なんでしょ?」
「小さい自治体は身内採用が多いって聞く…」
「一番受かりやすい自治体は?」

こうした疑問、ネット上でもよく見ます。
しかし現場の実情を断言します。

✅大都市の自治体は極めて公平
✅受験戦略次第で合格可能
✅特別区・東京都は最も狙い目

この記事では、現役公務員として働く私が

  • 公務員試験はどこまで公平なのか?
  • 自治体ごとの難易度差は?
  • 特別区・東京都が推奨される理由
  • 市役所や小規模自治体の“落とし穴”
  • どこを受けるべきかの最適解

を、リアル視点で解説します。


目次

公務員試験は“ほぼ公平”|ただし小規模自治体は例外も

大都市ほど

✅筆記+論文+面接+点数評価
✅採点基準が明確
✅人事委員会によるチェック体制
✅受験者・採用人数が多く、傾向と対策が安定している

仕組みになっています。

多少のコネがあっても採用人数が多いので影響が小さい

一方で…

人口数千〜数万人規模の町村は例外あり

  • 採用人数=1〜2名
  • 面接官と身内の関係性が強い
  • 採用方針が市長(または町長)の意向に左右される

小さな自治体だとこんな感じだと思います。ただでさえ、採用人数が少ないのにコネを使われたら採用されるのは能力が高く、優秀な人であっても難しいと思います。また待遇が決して良いわけではありませんし、難易度が著しく高い場合もあります。


地方公務員の難易度を”現役公務員目線”で比較すると…

採用人数と受験者数から見た総合バランス👇

自治体規模難易度感採用人数受かりやすさの総評
特別区(23区)☆☆☆大規模◎狙い目
東京都☆☆☆大規模◎狙い目
県庁☆☆☆☆中規模○やや狭き門
政令市☆☆☆☆☆小〜中規模△競争が熾烈
市役所(中核市以外)☆~☆☆☆☆☆極少×情報不足で戦略立てにくい
町村役場☆~☆☆☆☆☆極少×情報不足で戦略立てにくい

ポイント

「採用人数が多い=チャンスが広い」

特別区(23区)や東京都は、毎年大規模な採用を継続している自治体です。採用人数が安定しているため、競争倍率が極端に跳ね上がることが少なく、受験生にとって安心して挑戦できる試験といえます。

また、過去問の蓄積が多く、出題傾向が大きく変わらないのも大きな強み。参考書や対策サイトも豊富なため、効率的に学習でき、努力がそのまま結果につながりやすいです。

公務員試験の中でも、特別区と東京都は「受かりやすさ」「対策しやすさ」「安定的な採用」という三拍子が揃った、非常に現実的な選択肢といえるでしょう。

私の知人に、都内のある市役所を受験した方がいます。その方は最終面接まで進んだのですが、結果は不合格でした。理由として大きかったのは、市長交代による採用方針の急変です。前年までその市は、最終面接はほぼ全員が通過し、倍率も6〜8倍程度と難易度は高くありませんでした。しかし翌年は、市長交代で面接方式が大きく変わり、最終合格率はわずか1割にまで低下。倍率も30倍超に跳ね上がりました。

このように、市区町村レベルでは採用人数が少ないほど制度変更の影響が大きく、努力が報われないケースが現実に起こります。出題傾向が安定し、採用が毎年一定の特別区や東京都が「対策しやすく、勝ちやすい」試験と言われる理由はここにあります。


特別区・東京都が圧倒的におすすめな理由

採用人数がとにかく多い

例:

  • 特別区:1,208名(令和6年度採用予定者数)
  • 東京都:1,534名(令和6年度採用予定者数)

→複数年受験している人もおり、採用条件さえ満たせば、再挑戦しやすい。


戦略が立てやすい出題傾向

  • 過去問一本で対策可能
  • SPIによる試験もある
  • 面接カードの形式も安定

公務員試験の中で対策しやすい自治体の部類だと思います


地域手当が全国トップクラス

特別区:地域手当 20%
地方都市:4〜16%

→地域手当とは基本給に掛ける金額です。つまり特別区は基本給が20万であれば、地域手当は4万円になります。これは賞与や時間外手当等の他の賃金にも反映されます。


30代・未経験でも普通に合格者多数

  • 新卒区分:31歳まで
  • 経験者採用:条件さえ満たせば、40代でも、50代でも応募可能

かなり間口は広いと思います。


公務員のコスパは”最高”

よく言われる「給料は安い」は半分誤解。

比較項目大企業公務員中小企業
平均年収
年休取得率◯~◎×
倒産リスク
制度の充実
転居リスク

特に👇が民間と明確に違う点

✅ボーナスが景気で消えない
✅残業代100%支給(部署によって支給されないとか聞くが私は経験したことがない)
✅病気休暇8割保障
✅昇給が制度化されている

結果的に…

同じ年収でも生活の安定度が段違いになる


公務員試験は「努力が報われる試験」

  • 過去問で傾向が完全に掴める
  • 勉強量=合格可能性
  • 数的処理・文章理解は伸びやすい
  • 面接も対策しやすい

凡人が中小零細から”そこそこの条件”で転職できる”数少ない働き先”です。


市役所より特別区・東京都を推す理由まとめ

比較項目特別区/東京都市役所・町村
採用人数多い◎少ない△〜×
試験情報豊富◎少ない△
公平性極めて高い◎地域差あり△
地域手当全国トップ○〜◎ピンキリ△
戦略の立てやすさ高い◎難しい△

「安定×戦略性×待遇」の三拍子が揃うのは大都市だけ


どこを受けるべきか? 判断基準は「何を優先するか」

優先したいことおすすめ自治体
とにかく受かりたい特別区 or 東京都
地元への愛着市役所もあり
地元志向県庁
給料重視都市圏自治体
ゆったり働きたい政令市以外

結局こういうこと👇

どうしても地元で働きたいのでなければ、特別区・東京都が無難な選択肢


まとめ:公務員試験は”ほぼ公平”。だからこそ“戦略で勝てる”

  • 公務員試験は実力勝負可能(自治体による)
  • 特に特別区・東京都は透明性が高い
  • 採用人数が多い=狙い目
  • 難易度は県庁より少し下
  • 採用条件さえ満たせば、年齢問わず、未経験でも十分間に合う

今、公務員人気が下がり
受験者数は歴史的低水準。

✅今が最大のチャンスです。


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この記事を書いた人

現役公務員として働きながら、資産形成やキャリア形成について発信中。30代で職業訓練校を経て公務員へ転職した実体験から、「遅く始めても人生は変えられる」をテーマに、勉強法やお金の知識、安定した収入を活かした堅実な資産づくりをわかりやすく紹介しています。

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