職業訓練校の申込方法まとめ|ハローワークでの手続き・試験・注意点を解説

「職業訓練校ってどうやって申し込むの?」
そう思っている人は多いはずです。私自身、最初は何をどうすればいいのか分からず、ネットの情報を片っ端から調べていました。

結論から言うと、職業訓練校(公共職業訓練)の申し込みは、すべてハローワーク(公共職業安定所)で行います。
流れはそこまで複雑ではありませんが、条件やタイミングを理解しておかないと「申し込んだのに失業保険が受けられない」という失敗も起こりえます。

この記事では、私が実際に職業訓練校に通った経験をもとに、申し込みの手順・注意点・面接や試験の実態まで、わかりやすく解説します。


目次

職業訓練校の申し込みはハローワークから始まる

まず最初にやることは、ハローワークに行って「訓練校の願書」をもらうことです。
申し込みはネットでは完結せず、必ず窓口で行います。

ハローワークの職員に「職業訓練を受けたい」と伝えると、地域の訓練校一覧や募集要項を案内してもらえます。
職員の対応はあくまで事務的で、「行かせないようにする」といった話は私の経験上まったくありませんでした。むしろ、丁寧に条件やスケジュールを説明してくれます。

ただし注意が必要なのが、失業給付を受け取りながら通いたい人です。
この場合、入校時点で「失業給付の残り期間が3分の1以上」残っていないと、訓練中に給付が止まってしまう可能性があります。
そのため、退職日をいつにするか、失業認定日との兼ね合いをどうするかを事前に相談しておくことが大切です。


説明会に行くと“リアルな情報”が得られる

ハローワークでは概要説明を受けられますが、実際の学校説明会にも参加するのがおすすめです。

というのも、職業訓練校のコース内容や授業の雰囲気は、パンフレットだけでは分かりません。
説明会では、

  • どんなカリキュラムが学べるのか
  • 就職支援の内容(履歴書添削・模擬面接など)
  • 卒業生の就職実績や業界動向
    といった実践的な情報を聞くことができます。

特に人気のあるコースは倍率が高く、募集期間も1〜2週間と短い場合があります。
「気づいたら締め切られていた」という人も珍しくないので、興味を持った段階で早めに行動することが重要です。


筆記試験や面接があるコースもある

職業訓練校は“誰でも入れる”わけではありません。
特に6か月の長期コースでは、面接が実施され、1年の長期コースでは、面接と筆記試験があります。

筆記試験の内容は難しくなく、中学レベルの国語・数学が中心。
簡単な計算問題や文章読解など、落とすための試験ではなく“最低限の学力を確認する”目的だと思います。

それよりも重要なのは面接
ここでは「なぜこのコースを選んだのか」「就職にどう活かしたいのか」「どういった所に就職したい」「退職理由は」などを聞かれました。
面接官は訓練校の講師や担当職員なので、答え方次第で印象が大きく変わります。

おすすめなのは、事前に想定される質問に対して自分の言葉で答えられるように整理しておくことです。
丸暗記ではなく、自分の考えとして話せるようにしておくと印象は良くなります。


倍率と併願の注意点

コースによっては倍率が高いものもあります。特に人気があるのは以下のような分野です👇

  • Webデザインや事務(簿記)系(倍率2〜3倍)

逆に人気がないのは以下のような分野です👇

  • 電気・機械・製造系(倍率は低いが実技中心)

短期コース(3か月)は複数併願できることもありますが、6か月以上の長期コースは基本的に併願不可です。個人的に短期間だと、就職活動と資格取得や実技講習を同時に行わなければなりまっせんので、どちらも中途半端になる可能性があります。そのため、6か月以上の長期コースを勧めます。
第一志望を慎重に選び、願書提出前に「ここに通いたい理由」を明確にしておきましょう。


「体調的に働けない」人は傷病手当金も検討を

中には「今の状態では仕事を続けられない」「メンタル的にきつい」という人もいるかもしれません。
そうした場合は、焦って就職活動を再開するよりも、まず健康を取り戻す期間を設けるのが大切です。

会社を退職した後も、健康保険に加入していれば「傷病手当金」を受け取れる可能性があります。
一定期間の療養を経てから職業訓練に通う、という選択も現実的です。


実際の流れまとめ(申し込み〜入校まで)

実際の申し込みから入校までの流れを簡単に整理すると、以下の通りです👇

1️⃣ ハローワークで職業訓練について相談
2️⃣ 受講したいコースを決める
3️⃣ 説明会・見学に参加して雰囲気を確認
4️⃣ 願書を受け取る(ハローワークで配布)
5️⃣ 願書を提出(締め切り厳守)
6️⃣ 筆記・面接試験を受ける
7️⃣ 合格発表 → 入校手続き

この流れを理解しておくだけで、スムーズに申し込みが進みます。願書受付期間は短いのでご注意ください。


申し込みのコツと注意点

申し込みをスムーズに進めるためのポイントをまとめます👇

  • 退職時期をハローワークに相談して調整する
     →失業給付が切れないように計算が必要です。
  • 願書は早めにもらう
     →コースによっては配布開始=定員埋まりやすいです。
  • 説明会・見学は必ず行く
     →講師・雰囲気・通学距離など、自分との相性が分かります。
  • 面接準備は必須
     →想定質問を書き出し、簡単な自己紹介を練習しましょう。

特に30代以降の未経験者は、「なぜ今学び直したいのか」を明確に伝えることが大切です。


ハローワーク職員との関わり方

ハローワークの職員は担当によって対応に差があります。
私の経験では「親身に相談に乗ってくれる人」もいれば、「淡々と事務的な人」もいました。

大切なのは、「すべてを任せよう」としないことです。
自分で希望コースやスケジュールを調べて、「この訓練を受けたい」と伝えると、対応がスムーズになります。


行動すればチャンスは広がる

職業訓練校は、お金の不安を最小限にして新しいスキルを身につけられる貴重な制度です。
特に失業保険を受け取りながら通える点は、日本の中でもかなり手厚い支援のひとつです。

もちろん、試験や倍率の壁はあります。
しかし、情報を集め、行動すれば確実にチャンスは広がります。

「今の仕事がつらい」「キャリアを変えたい」「再スタートしたい」
そんな思いを抱いている人にこそ、職業訓練校はおすすめです。

まずはハローワークで一言、「職業訓練について相談したい」と伝えてみてください。
それが、未来を変える最初の一歩になります。


この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現役公務員として働きながら、資産形成やキャリア形成について発信中。30代で職業訓練校を経て公務員へ転職した実体験から、「遅く始めても人生は変えられる」をテーマに、勉強法やお金の知識、安定した収入を活かした堅実な資産づくりをわかりやすく紹介しています。

目次