職業訓練校へ通いたいと考えたとき、多くの人が真っ先に気にするのが次の点です。
「選考って難しい?」「面接で何を聞かれる?」「倍率は?」
実際、私自身も応募前は不安が大きく、ネット上の断片的な情報に振り回されました。
そこで本記事では、実際に職業訓練校へ通った経験をもとに、選考内容・面接質問・注意点を客観的に整理して解説します。
これから挑戦する人は、この記事だけで合格に近づけるはずです。
職業訓練の選考は「筆記+面接」が基本|難易度は高くない
筆者が受講したのは 1年以上の長期課程(技術系)。
その際の選考フローは以下の通りでした👇
| 選考内容 | 時間 | 難易度 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 筆記試験 | 30〜45分 | 易 | 中学レベルの数学・文章理解 |
| 面接 | 約5〜10分 | 易 | 志望動機・継続意欲を確認 |
面接は個別対応でしたが、雰囲気は終始穏やか。
緊張していても大きく減点される印象はありません。
出題の傾向(筆記)
- 数学:中1〜2レベル(比例・割合・方程式)
- 国語:文章読解
✅定期試験対策ではなく
✅「基礎学力と通学意欲の確認」
という目的の試験です。
※筆記試験の試験時間ははっきりとは覚えていないが30〜45分で、終わった人から順に面接をしていくという流れだったと記憶している。
面接で聞かれる質問はテンプレ化している
実際に質問された内容はこちら👇
- なぜこの訓練を希望したのか
- 前職の退職理由
- 訓練後どんな仕事を目指すか
- 自己紹介または自己PR
- 通学時間・継続できるか
特に重視されていたのは、
「途中で辞めずに最後まで通えるか」「就職をする意欲があるのか」
だと思います。
中には、失業保険の延長目的で入校してくる人もおりますので、そのあたりを見極めているのだと思います。
倍率はコースによって大きく違う|人気コースは「落ちる」
筆者の受けた技術系コースは倍率が低く、ほぼ全員が合格。
一方で、人気のWebデザイン系は…
倍率:2倍以上
→「受験者の半分が落ちる」世界
さらに、以下のリスクが存在します👇
- 途中退校者が多い(適性とのミスマッチ)
- 就職が必ずしも安定している分野ではない(特に人気コース)
- 半年以上コースは併願不可
つまり、興味だけで選ぶのは危険ということです。
コース選びは「適性 × 就職率」で決めるべき
訓練校の目的は 再就職
趣味や憧れだけで選ぶと失敗します。
選び方の指標👇
| 指標 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 需要(求人) | 有効求人倍率 / 就職実績 |
| 継続性(適性) | 体力・興味の維持・スキル吸収度 |
| 入校難易度 | 倍率 / 選考方式 |
| 就職の安定性 | 雇用形態 / 平均年収 / 職種の将来性 |
特に就職実績を確認すること
→「どの企業に」「何人が」就職したか
→公開していない訓練校は注意
これらは見学会に行けば、簡単に確認できます。
職業訓練校の選考の注意点
職業訓練校の選考は一見ハードルが低いように思われますが、それでも落ちる人には共通点があります。まず多いのが、「志望動機が曖昧」なケースです。面接官は就職につながる訓練かどうかを重視しているため、「なんとなく勉強したい」「資格が取れそうだから」など目的が薄い回答は不合格につながりやすくなります。
次に、「継続できる根拠が示せない人」。通学時間が極端に長かったり、体調面の不安を自ら口にしたりすると、「途中で辞めるリスクあり」と判断されます。また、訓練内容を理解せずに応募する人も落ちやすい傾向があります。学びたい内容と職業訓練のコースがマッチしていなければ、「就職につながりにくい」と判断されてしまうのです。
さらに、「就職意欲が弱い」と見られると不利です。職業訓練は就職支援制度である以上、「訓練後すぐ働く意志」が示せないと評価は下がります。
まとめると、
✅志望動機が浅い
✅継続に不安がある
✅就職意欲が伝わらない
この3つが落ちる原因の大半です。
職業訓練校は“再就職のための学びの場”。面接では、目的と覚悟を明確に伝えることが合格への近道です。
まとめ|選考は難しくないが「準備次第で差がつく」
- 筆記は基礎学力の確認 → 中学レベルで十分(筆記試験は1年コース以上である)
- 面接は意欲と継続力を最重視
- 人気コースは倍率が高く落ちる可能性あり
- 適性×求人需要でコースを選ぶのが成功の近道
実際に通ってみて強く感じたのは、職業訓練校はただスキルを学ぶ場所ではないということです。
職業訓練校は、人生の再スタートを切るための場所
新しい仕事に挑戦できる環境があり、同じように再就職を目指す仲間がいて、講師や職業訓練校の職員も前向きに支えてくれる。学び直しをしながら、未来に向けて自分を作り替えていく時間でもあります。
だからこそ、この機会を無駄にしてしまうのは本当にもったいない。受け身ではなく、積極的に活用することで、キャリアも生活も大きく変えられる場所です。
逃げ場ではなく、これからの人生を立て直すための一歩。
それが職業訓練校の本質だと感じています。
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【職業訓練校のコース選びには要注意】

