職業訓練校の「簿記コース」を検討している人の多くが、こんな疑問を持っているのではないでしょうか。
• 授業のペースについていけるのか?
• 授業だけで簿記は合格できるのか?
• 実際、どんな勉強をすればいいのか?
• CBT試験って何に注意すればいい?
• 独学より訓練校や通信講座を使うべき?
この記事では、実際に簿記の訓練校に通い、CBT試験で合格した人の勉強方法・対策・リアルな感想をもとに、これから学ぶ人向けに整理して解説します。
Q1.簿記の訓練校|授業のペースはどうだった?
回答)
まず多くの人が気になる「授業のペース」から。
結論から言うと、かなり早いです。
職業訓練校の簿記コースは、
• 決められた訓練期間
• 就職活動との並行
• 試験日程の制約
といった条件があるため、テストに出る範囲を中心に、かなり詰め込み型で進みます。
授業の特徴
• ゆっくり基礎から、ではない
• 試験に必要な論点を優先
• 「理解+演習」を短期間で回す
そのため、
「授業を聞いていれば自然に受かる」
というイメージを持っていると、正直ギャップがあります。
Q2.授業だけで簿記は合格できる?
回答)
これはハッキリ言えます。
👉 授業だけでの合格は、かなり厳しい
というのが本人の実感です。
なぜ授業だけでは足りないのか?
• 授業時間が限られている
• 自分の理解スピードと合わないことがある
• 演習量が圧倒的に不足する
先生の説明は丁寧で分かりやすいそうですが、
「理解できる」と「解ける」は別物。
特に簿記は、
• 問題形式への慣れ
• 時間配分
• 計算ミス対策
が合否を分けるため、自己学習は必須です。
実際にやった勉強方法【時系列で解説】
では、実際にどんな勉強をしたのか。
以下は、合格者が行った勉強方法を順番に整理したものです。
① 入校前:軽い自己学習(約1ヶ月)
訓練校に入る前にやったことは、とてもシンプル。
• 入門書を1冊読む(記事下部で使用教材は紹介しています)
• 全体像をなんとなく把握する
この段階では、
「正直、よく分からなかった」
とのこと。
ただし重要なのは、
• 完璧に理解しようとしなかった
• 用語に触れておいた
という点です。
👉 完全理解は不要。予習として“触れる”だけでOK
② 入校後:授業+その日の復習を徹底(約2ヶ月)
ここが一番重要なフェーズです。
やったこと
• 学校指定のテキストを使用
• 学校指定のトレーニング問題を解く
• その日に習った内容を、その日のうちに復習
この「当日復習」がかなり効いたとのこと。
理由は単純で、
• 記憶が新しいうちに定着できる
• 分からない部分が明確になる
• 授業の積み残しを防げる
というメリットがあるからです。
※受講者いわく、「テキスト」「トレーニング」「過去問」を利用したようですが、「トレーニング」は不要だったかもしれないとのことです(記事下部で使用教材は紹介しています)。
③ 過去問演習(CBT+紙ベース)
合格の決め手になったのが、過去問の量です。
実施した過去問
• CBT形式の過去問:10回分
• 紙ベースの過去問:12回分
👉 合計22回分(全部は時間的に出来なかったそうです)
かなりの量をこなしています。
CBT過去問は特に重要
CBT試験では、
• 画面操作
• テンキー入力
• 時間感覚
が紙試験と大きく違います。
「CBT用の過去問は、必ずやった方がいい」
と強く言っていました。
過去問の得点と戦略
実際の合格点は88点。
内訳は以下の通り。
• 第1問:満点
• 第3問:満点
• 第2問:8点
ここで重要なポイントがあります。
「第2問は捨ててもいい」という人もいるが、捨てない方がいい
とのアドバイス。
理由は、
• 少し取れるだけで大きな差になる
• 全体の安定感が増す
• メンタル的に有利
だからです。
Q3.YouTube学習はどうだった?
回答)
YouTubeも多少は見ていたそうですが、結論は以下。
👉 学校の授業の方が分かりやすかった
理由としては、
• 体系的に整理されている
• 今やるべき範囲が明確
• 質問できる環境がある
YouTubeは当たり外れが大きく、
「自分に合う講師を見つけられるかどうかが運次第」
という側面があります。
勉強期間と1日の勉強時間
勉強期間
• 入校前:1ヶ月(軽め)
• 入校後:2ヶ月
👉 合計約3ヶ月
1日の勉強時間
• 平均:1〜2時間程度
「長時間ガッツリ」ではなく、
毎日コツコツ型だったのが特徴です。
CBT試験で気をつけること【実体験】
CBT試験特有の注意点も共有しておきます。
試験当日の注意点
• 会場には早めに到着
• トイレは事前に済ませる
• 持ち込み可能な物を事前確認
特に注意したいのが、
• ティッシュ(鼻炎の人は要注意)
• 持ち物制限
意外と見落としがちです。
CBTならではの注意点
• 机が狭い
• ボールペン+A4用紙2枚のみ支給
• テンキーの「0」が1つしかない場合あり
👉 普段の環境と全く違う
そのため、
• CBT形式の過去問演習
• 時間配分の練習
は必須です。
Q4.独学は難しい?通信教育は使うべき?
回答)
本人の結論は、かなり現実的です。
👉 完全独学は、正直しんどい
理由は、
• 理解がズレても気づきにくい
• 学習ペースが管理できない
• モチベーション維持が難しい
対策としては、
• YouTubeを併用する
• もしくは通信教育を使う
という選択肢。
特に、
「自分に合う解説を見つけられるか不安な人」
は、通信教育の方が安定しやすいです。
Q5.クラス内の合格率は?
回答)
正確な数字は出ていませんが、
• 真面目に取り組んでいる人は合格
• 授業+復習+過去問をやった人が強い
という印象だったとのこと。
これから簿記を目指す人へのアドバイスまとめ
最後に、これから始める人向けに要点をまとめます。
✔ 授業だけで合格できると思わない
✔ 当日復習を徹底する
✔ CBT過去問は必須
✔ 環境(訓練校・通信講座)を上手く使う
✔ 1〜2時間でも「毎日続ける」
簿記は、才能よりも正しいやり方と継続が結果を分けます。
※この記事は、実際の訓練校受講者の体験談をもとに構成しています。
今後は、
• 通信講座との比較
• CBTと紙試験の違い
• 訓練校と独学の向き・不向き
なども、ブログで詳しく解説していく予定です。
※公的制度(職業訓練・給付金・手当等)は、法改正や自治体判断により内容が変更される場合があります。
※必ずハローワーク・自治体・公式窓口で最新情報をご確認ください。
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