未経験から電工二種 → 電験三種 → エネルギー管理士へ~「積み上がる資格」で30代からキャリアを逆転する完全ロードマップ~

「30代未経験からキャリアを立て直すロードマップ」の一部です。


この記事で紹介する内容は、筆者が30代・未経験の状態から実際に選択してきたルートです。
すべての人に当てはまるわけではありませんが、「一つの現実的なルート」として参考にしてもらえればと思います。

目次

はじめに:30代未経験でも“積み上がる資格”なら逆転可能

「電気系資格に挑戦したいけど、自分でもできるのか?」
「文系・未経験でも電験三種は取れるのか?」
「30歳を過ぎてもエネルギー管理士なんて目指せるのか?」

こうした不安を抱えている人は少なくありません。
しかし私は、完全な未経験・文系・30代 から、

  • 第二種電気工事士
  • 電験三種
  • エネルギー管理士(電気)

この3つをすべて取得し、
安定した技術職キャリアと公務員技術職としてのポジションを手に入れました。

そして気づいたのは、

電気系資格は「積み上がる」からこそ、30代未経験でも最強の逆転ルートになる。

という事実です。

この記事では、
最短で電工二種 → 電験三種 → エネ管へ進む完全ロードマップ
を “実体験 × 客観データ” のハイブリッドでまとめます。


【第1章】なぜ「電工 → 電験 → エネ管」が30代の最強ルートなのか

資格は数多くありますが、
30代から“本当にコスパ良くキャリアが積み上がるもの”は多くありません。

その中で電気資格は、圧倒的に別格です。


①「積み上げ式」の資格体系だから

電工二種 → 電験三種 → エネ管(電気)
この3つは完全に直結していて、
前の資格が次の資格の勉強にそのまま活きる

学ぶ内容がバラバラにならず、一貫して積み上がる。


② 30代未経験でも戦える

電験三種は「努力すれば誰でも取れる」数少ない国家資格。
しかも文系・未経験でも合格できる構造になっている。


③ 市場価値の伸びが非常に大きい

  • 電工二種 → 年収350〜450万
  • 電験三種 → 年収450〜550万
  • エネ管 → 年収550〜650万

まさに「1段ずつ年収が上がる」階段。

※必ず年収が上がるわけではありませんが、資格を取得していけば評価される傾向にあります。


④ 公務員技術職・大手企業・インフラに強い

安定志向の30代と相性が抜群。


⑤ キャリアが安定し、選択肢が増える

電気・設備はどの建物にも必要。
自動化されず、AIに奪われない。


【第2章】ステップ1:第二種電気工事士(電工二種)

最初に必ず取るべき資格は電工二種。
ここが“技術職キャリアのスタートライン”。

【電気工事士合格までのステップ】


① 難易度と必要勉強時間

  • 筆記:50〜100時間
  • 技能:100〜150時間

合計150時間〜250時間ほどで合格可能。
30代未経験でも最も取りやすい技術資格。


② 電工二種が最強スタートラインである理由

  • 現場での配線・施工が理解できる
  • 電験三種の理解が圧倒的に早くなる
  • 求人数が豊富(未経験OK多数)
  • 設備管理・ビルメンの基礎になる

③ 職業訓練校で取るのが最速(実体験)

私は訓練校で受講し、1年間で電気の基礎と実技を身につけました。
独学とは比べ物にならないスピードで理解が進みます。


④ 必要な工具・教材

すすめ教材(学科)

実際に使用したのは以下の2冊です。

📘 『ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すぃ〜っと合格』(オーム社)

図解が多く、初学者には最強の1冊。

📘 『第2種電気工事士 学科試験 過去問題集』(電気書院)
解説が丁寧

どちらも図解が多く、初心者でも理解しやすい構成です。

特にすぃ〜っと合格シリーズは、
写真問題と器具の暗記に圧倒的に強いので必須レベルです。

すすめ教材(実技)

訓練校では、以下の教材を実際に使用しました。

📘『2025年版 第二種電気工事士技能試験 公表問題の合格解答』


『第2種電気工事士 』で使用した教材に関してはこちらで紹介しています👇】

必須工具セット(初心者はセットで買った方が安い)

  • ペンチ
  • ニッパー
  • VVFストリッパー
  • 圧着ペンチ
  • ドライバー(+−)
  • ケーブルストリッパー 等

🔧 ホーザン(HOZAN)第二種電気工事士 技能試験用工具セット DK-28
→ 初心者向けの定番セット。技能試験もこれでOK。

練習材料もセットで買うだけでOK

  • 公表問題13問の材料セット
  • VVFケーブル(1.6mm・2.0mm)
  • スイッチ・コンセント・ジョイントボックス 等

独学者なら練習教材セットで揃えるのが早い。

🧰 電気書院 公表問題対応 13問練習用材料セット
電気工事士2種技能試験セット 【3回練習分】(電線、器具、テキスト)

電気工事士 2種技能試験セット 【3回練習分】(電線、器具、ホーザン工具、テキスト)


『第2種電気工事士 』で使用した教材・材料・工具に関してはこちらで紹介しています👇】

第2章まとめ

電工二種は“電気の世界の入口”。ここを飛ばすと後が地獄になる。

👇第2種電気工事士は訓練校が最速?

👇第2種電気工事士の勉強法と感想


『第2種電気工事士 』で使用した教材・材料・工具に関してはこちらで紹介しています👇】


【第3章】ステップ2:電験三種(30代文系でも合格可能)

30代未経験でも、最初の難関“電験三種”は突破できる。
実際、私は文系で合格した。


① 電験三種が最適である理由

  • 技術職全域で評価される
  • 公務員技術職で最重要資格(専門試験で落ちることはまずない)
  • 生涯年収が上がる
  • 文系でも努力で攻略可能

② 勉強時間の目安

平均:700〜1,000時間
文系:800〜1,200時間
(※私の場合は約2,000時間かかった。ただし、当初は失敗の連続であったので効率的にやれば勉強時間は半分以下にはなる。)


③ 失敗しやすいポイント

  • 教材選びで迷う(完全マスターシリーズは上級者向け)
  • 市販教材だけだと理解しにくい
  • 過去問を軽視すると不合格確定(電験は過去問が最重要)

市販の教材だけではなく、理解を促進するためにYouTube学習もおすすめです。

特におすすめしたいのが以下の2チャンネルです。

  • Aki塾長_電験三種チャンネル(特にオススメ)

Aki塾長_電験三種チャンネル – YouTube

  • 資格とっ太郎チャンネル

tottaro – YouTube


この2つの講義では、分かりにくい内容を簡単に解説してくれるので重宝します。


④ 正しい勉強戦略

  • 「理論」を最優先
  • 過去問はできたら20年分(CBT方式になったことで過去問の焼き回しが多いため)
  • 法規はアプリ活用
  • 試験範囲を“絞る”

⑤ 使用をすすめる教材

  • 『これだけシリーズ(理論・電力・機械・法規)』
  • 『電験三種理論/電力/機械/法規の20年間(電気書院)』

この4冊で全科目をカバーできます。

最初に「これだけシリーズ」で基礎理解を行い、
その後、過去問を徹底的に繰り返す方式に切り替えました。

私は、電験三種 過去問題集を利用しましたが、現在は電験3種はCBT方式になったことで過去問の焼き回しが増えました。そのため、理解しながら多くの過去問に触れることがベストな学習方法だと思います。


『電験三種』でのおすすめ教材をこちらで紹介しています👇】

第3章まとめ

電験三種は「積み上がるキャリア」の中核資格。
これを持てば30代のキャリア市場価値は激変する。

👇電験三種の勉強時間について

👇電験三種のおすすめ教材まとめ

👇電験三種の効率的な勉強法

『電験三種』でのおすすめ教材をこちらで紹介しています👇】


【第4章】ステップ3:エネルギー管理士(電気)

電験三種の次に狙うべきは「エネ管」。
電気系キャリアの“最終到達点”。


① エネ管の価値

  • 大手企業が最も求める資格
  • 設備管理で高評価
  • 人生の保険になる
  • 電験三種の理解が活きる

② 難易度と必要勉強時間

  • 合格率30%前後(電験三種合格者には相性が良い)
  • 勉強時間:300〜600時間(※電験三種合格者の場合)

③ 最短合格戦略

  • まず「電気分野」から学ぶ
  • 過去問重視
  • 図や表を“暗記しない”
  • 電験内容との接続を重視

④ 合格後に開けるキャリア

  • エネルギー管理業務
  • 省エネ計画
  • 大手メーカー・公共施設の管理
  • 公務員技術職の昇任に有利

第4章まとめ

電験三種 → エネ管の流れは技術職の王道。
30代からでもこのセットがあれば、一生食いっぱぐれない。

👇【合格者が解説】エネ管で使った教材

👇エネ管は研修ルートでも取れる?

『エネ管』でのおすすめ教材をこちらで紹介しています👇】


【第5章】最短ロードマップ:4〜6年で3資格を取る方法

ステップ0:土台作り

訓練校 or 独学で電気基礎を習得
期間:6〜12ヶ月

ステップ1:電工二種

期間:〜半年

ステップ2:電験三種

期間:1〜2年(並行学習OK)

◆ ステップ3:エネ管

期間:半年〜1年


4〜6年で「未経験 → 技術職 → 年収UP → 安定職」まで到達可能

実際、私はこの流れで
未経験(営業)→ 職業訓練→公務員 (技術職)→ 年収安定
まで到達しました。

30代からでも十分に可能です。


【第6章】電気資格を取った後のキャリア選択(30代向け)


① 公務員技術職

  • 最強の安定
  • 昇任も資格で評価
  • 働き方改革の恩恵を受けやすい

👇30代未経験でも公務員試験に合格する記事へリンク


② 民間設備管理

  • 需要が常に高い
  • 電験・エネ管持ちは“即戦力扱い”

③ 大手メーカー・インフラ

  • 電験三種+エネ管は強い
  • 再エネ・省エネの波に乗れる

④ 独立系(フリー)

  • 保安法人
  • 省エネコンサル
  • 設備管理業務請負

少なくとも私自身は、時間はかかったものの、結果的に平均年収を上回る水準まで到達しました。
同じルートがすべての人に当てはまるとは限りませんが、一つの参考例にはなると思います。

個人的には、電験三種の学習を継続できるレベルまで到達できた場合、
公務員試験の学習にも対応しやすくなると感じました。

そして資格取得後に実務経験を重ねていけば、
民間でも選択肢はさらに広がり、
健康で働ける限り “食いっぱぐれないキャリア” を築ける可能性が高まります。

資格は、人生の安定と自由を取り戻すための最短ルートです。


👇技術職・業務職は転職の穴場

👇中小企業と公務員の待遇差


【まとめ】30代未経験でも、電気資格ならキャリアは積み上がる

  • 電工二種:入口
  • 電験三種:市場価値
  • エネルギー管理士:最終資格

30代が最も効率よくキャリアを作れるのがこの3段階。

あなたも今日から、積み上がるキャリアをスタートできます。


【ご注意】
・本ページの内容は、筆者の体験・調査および公開情報をもとにした一般的な情報提供を目的としています。
・金額・給付・条件・年収等は、時期・地域・個人の状況によって異なる場合があります。
・最新かつ正確な情報は、必ず各公式サイト・窓口にてご確認ください。
・本記事は特定の企業・求人・サービスへの応募や受講を強く推奨するものではありません。


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この記事を書いた人

現役公務員として働きながら、資産形成やキャリア形成について発信中。30代で職業訓練校を経て公務員へ転職した実体験から、「遅く始めても人生は変えられる」をテーマに、勉強法やお金の知識、安定した収入を活かした堅実な資産づくりをわかりやすく紹介しています。

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