「確定申告は自営業や副業してる人だけのもの」と思っていませんか?
実は、普通のサラリーマンでもやらないと損をする制度がいくつもあります。
中でも、「ふるさと納税」と「医療費控除」は節税の王道。
確定申告で申請すれば、数万円単位の還付金が戻ってくることもあります。
にもかかわらず、多くの人が「面倒そう」「難しそう」と思い込み、やらないのが現実です。
しかし、一度やってみれば拍子抜けするほど簡単。
この記事では、サラリーマンがやるべき確定申告の2大テーマを解説します。
① 医療費控除は「想像以上に対象が広い」
医療費控除は、1年間(1月〜12月)に支払った医療費が10万円を超えた場合に適用される制度です。
「自分はそんなに病院行ってないから関係ない」と思うかもしれませんが、実際は次のような支出も対象になります。
- 通院や入院時の交通費(電車・バス・タクシーなど)
- 風邪薬や鎮痛薬などの市販薬(セルフメディケーション対象)
- 歯の矯正(治療目的の場合)
- 治療のための湿布や医療用サプリ
これらをレシート・領収書とともに1年分まとめておくだけで、医療費控除の対象になります。
たとえば医療費の合計が30万円で、還付金・補助金を引いた残りが20万円なら、
「20万円−10万円=10万円分」が控除対象となります。
所得税と住民税が軽減され、数万円単位でお金が戻るケースも珍しくありません。
② ふるさと納税は確定申告ですると「さらに得」
ふるさと納税は、寄附額のうち自己負担2,000円を除いた金額が所得税・住民税から控除される仕組みです。
ワンストップ特例制度を使う人が多いですが、確定申告で手続きする方が実は得です。
なぜなら、確定申告では所得税の還付も受けられるからです。
ワンストップ特例では住民税の控除しかありません。
たとえば10万円分のふるさと納税をした場合、
さらに確定申告をすれば、翌年の住民税が減り、所得税還付もあります。
これだけで、実質的な負担はほぼゼロ、むしろプラスになることすらあります。
またワンストップ特例は、ふるさと納税の寄付先の数に5つ以内という上限があります。
そのため、人によっては制限がかかることになります。
③ 面倒と思う人ほど「やらないと損する」
確定申告と聞くと「難しそう」「手続きが大変」と感じるかもしれませんが、
今はスマホやパソコンで30分〜1時間程度で完了します。
国税庁の「確定申告書作成コーナー」を使えば、
案内に沿って入力するだけで自動計算してくれます。
もし不安なら、税務署へ行けば職員が丁寧に教えてくれます(ただし、確定申告期間に税務署に行くと混んでいるので注意が必要)。
また、YouTubeでも実際の入力手順を解説している動画が多数あります。
つまり、「分からないからやらない」は最ももったいない選択です。
税金を正しく取り戻すのは、立派な“自衛”です。
人によっては、数千円単位、数万円単位で還付金があります。
最初は手間取るかもしれませんが、一度経験すれば、次年度以降はハードルが下がると思います。
④ 期限が過ぎても「更正の請求」で過去分も取り戻せる
「気づいた時には申告期限が過ぎていた…」という人も大丈夫です。
確定申告から5年以内であれば、「更正の請求」という形で還付を受けられます。
過去の医療費やふるさと納税の領収書を残しているなら、
ぜひ一度チェックしてみてください。
※下の関連記事で、更正の請求について紹介してありますのでご参照ください。
まとめ:やらない理由がない
サラリーマンこそ、ふるさと納税と医療費控除の申請はマストです。
- 医療費控除 → 思った以上に対象が広い
- ふるさと納税 → 確定申告の方が還付が増える
- 難しそうでも一度やれば簡単
- やらない=数万円を捨てているのと同じ
税金は正しく知る人ほど得をします。
1回やれば次回からはもっと簡単。
「面倒だから」と手を止めず、まずは今年からチャレンジしてみてください。
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