職業訓練校「簿記コース」に通って2か月のリアルな感想【実体験ベース】

職業訓練校の「簿記コース」を検討している人の多くは、

• 独学とどちらがいいのか
• 授業についていけるのか
• 周囲のレベルはどのくらいか
• 就職活動と両立できるのか

といった点が気になるのではないでしょうか。

この記事では、実際に簿記コースに通って2か月が経過した受講者へのヒアリング内容をもとに、
パンフレットや説明会では分かりにくい「現場のリアル」を整理してまとめます。


これから受講を検討している方の判断材料になれば幸いです。


目次

質問1.簿記コースに通って2か月の率直な感想は?

回答)

まず、全体的な印象としては次のような評価でした。

• 独学より理解しやすいのは事実
• ただし、授業を受けるだけでは合格は難しい
• 自己学習は必須

「学校に行けば受かる」という感覚で入校すると、ギャップを感じる可能性があります。

一方で、

• 学習環境が整っている
• 勉強を継続しやすい
• 周囲と情報共有できる

といった点は、独学にはないメリットです。


質問2.簿記の授業内容はどうか?

回答)

先生の教え方について

授業についての評価は、比較的高めでした。

• 先生は丁寧
• 説明は分かりやすい
• 初学者でも理解しやすい構成

特に、独学で挫折しやすい仕訳の考え方や、
「なぜこの処理になるのか」という部分を、口頭で補足してくれる点は好評でした。

ただし、はっきり言われていたのは次の点です。

授業だけを聞いていれば合格できる、というレベルではない。

あくまで「理解を助ける場」であり、
自宅学習・復習・問題演習は必須です。

【※参考までに授業で使用した参考書はこちらで紹介してあります👇】


質問3.周囲のレベルはどのくらい?

回答)

クラスのレベル感については、次のような印象でした。

• 約3分の2は「完全な初学者」
• 一部、過去に簿記を取得した経験者もいる
• ただし取得はかなり前
• 実質的には復習レベル

極端にレベル差があるという感じではなく、
全体としては初学者向けの進行になっています。

また、意外だった点として、

• 周囲は情報共有をよくしている
• 分からない点を教え合う雰囲気がある

という声がありました。

競争というより、「一緒に乗り切ろう」という空気感に近いようです。


質問4.授業の難易度について

回答)

簿記3級について

入校前に簿記3級をある程度学習していた人にとっては、

• 授業は復習に近い
• 理解がより深まる

という印象だったそうです。

独学では曖昧だった部分が、
授業で整理されて「つながる感覚」があったとのこと。

簿記2級について

一方で、簿記2級については、

• 初学者には明らかに難易度が上がる
• 今後かなり負荷が高くなりそう

という予感があるとのこと。

特に、

• 工業簿記
• 計算量の多さ
• 理解前提の処理

このあたりで、自己学習をしないと置いていかれる可能性が高いと感じているそうです。


質問5.授業のペースは早い?

回答)

授業ペースについては、はっきりとした特徴があります。

• 決められた訓練期間内で完結する
• 試験に出やすい論点に絞って進む
• かなり詰め込み型

網羅的にじっくり学ぶ、というよりは、

「合格に必要なところを短期間で押さえる」

というスタイルです。

そのため、

• 復習をしないと定着しない
• 授業についていくだけで精一杯になる

と感じる人も出てきそうです。


質問6.就職活動は並行できる?

回答)

就職活動については、

• 授業と並行して進めている
• ハローワーク経由での求人紹介が中心

という状況でした。

職業訓練校の特性上、

• 就職が決まれば途中で退校する人もいる
• 実際にそういう人は出てくる

とのことです。

「資格取得だけを目的にする」のではなく、
就職とセットで考える必要があるコースだと言えます。


質問7.生活リズムは慣れたか?

回答)

2か月経過時点では、

• 生活リズムには慣れた
• 通学・学習・就活のバランスも取れてきた

という回答でした。

最初の1か月は疲れやすいものの、
慣れてくると日常の一部になるとのことです。


質問8.不安・不満な点はあるか?

回答)

現時点で大きな不満はないものの、
挙げられた不安点は次のとおりです。

• クラスに合わない人がいた場合、通いづらくなる可能性
• 人間関係の影響を完全には避けられない

ただし、

• 今のところそういった問題は起きていない
• 適度な距離感で良好な関係を保てている

とのことでした。


質問9.辞めた人はいる?

回答)

2か月時点では、

• 途中で辞めた人はいない

ただし、

• 就職が決まれば辞めていく人は今後出る

という前提です。

モチベーション低下で脱落、というよりは、
就職が理由で卒業前に離れるケースが多いと考えられます。


質問10.クラスの雰囲気は?

回答)

クラスの雰囲気については、意外にも好意的でした。

• 意外といい人が多い
• ベタベタしすぎない
• ほどよい距離感

社会人経験者が多いため、

• 無理に仲良くしようとしない
• 空気を読む人が多い

という点が、居心地の良さにつながっているようです。


質問11.今の小さな楽しみは?

回答)

意外な回答として挙がったのが、

外でのランチ

毎日同じ場所で勉強が続くため、
昼休みの外食がちょっとした息抜きになっているそうです。

こうした小さな楽しみを作れるかどうかは、
長期間通ううえで意外と重要かもしれません。


簿記コースを検討している人へのアドバイス(受講者から)


最後に、これから簿記コースを検討している人へのアドバイスです。

①「授業に出れば受かる」と思わないこと
→ 自己学習は必須。独学要素は残る。

② 事前に簿記3級を少し触っておくと楽
→ 完全初学者より、理解が早い。

③ 詰め込み型であることを理解しておく
→ ペースについていく覚悟が必要。

④ 就職をゴールに据えて考える
→ 資格だけで終わらせない。


まとめ:簿記コースは「環境を買う選択」

簿記コースは、
• 魔法のように合格できる場所ではない
• しかし、独学より継続しやすい環境

という位置づけです。

「一人では続かない」「学習環境を整えたい」という人にとっては、
十分に検討する価値のある選択肢だと言えるでしょう。


印象として、

入ってから学習しても3級は受かる。
ただし、自分で自己学習は必要。
簿記2級は授業だけだと難しい。
自己学習より、誰かとやった方が楽しいというものでした。


※公的制度(職業訓練・給付金・手当等)は、法改正や自治体判断により内容が変更される場合があります。
※必ずハローワーク・自治体・公式窓口で最新情報をご確認ください。


【次に読む記事はこちら】

【職業訓練校について】

【簿記の取得体験記】

【※参考までに授業で使用した参考書はこちらで紹介してあります👇】


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この記事を書いた人

現役公務員として働きながら、資産形成やキャリア形成について発信中。30代で職業訓練校を経て公務員へ転職した実体験から、「遅く始めても人生は変えられる」をテーマに、勉強法やお金の知識、安定した収入を活かした堅実な資産づくりをわかりやすく紹介しています。

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