「ハローワークでの申請はどうすればいい?」「面接って何を聞かれる?」「入ってから大変?」
—そんな不安を、実際に簿記コース(民間委託)の職業訓練に通う知人へのヒアリングをもとに、申請→面接→入校2週間の流れをまとめました。これから申し込む人がつまずきやすいポイントを、時系列で具体的に整理しています。
ハローワーク申請時の注意点|“期日”と“残日数”がすべて
失業手当の「所定給付日数の残り」を確認
訓練中に基本手当を受け取るには、受講開始時点で必要残日数があることが条件です。残日数が足りないと失業保険を受給しながら、受講できないため、申請時期には注意が必要。
- 募集→選考→合格→入校のタイムラグを逆算し、申請のタイミングを調整。
- 残日数が不足しそうなら、早めの相談で代替スケジュールやコース変更も検討が必要。
書類は“前倒し”で用意
人気の簿記コースは募集締切が早い&不備で再提出すると間に合わないことがある。訓練校への書類提出は締切が思ったよりも早く、“前倒し”で準備が必要とのことです。特に人気の簿記コースは応募者が多いため、書類不備には要注意。ハローワーク側もギリギリに書類は出されるより、余裕をもって提出して欲しいと言われたそうです。
希望動機は一文で言えるように
面接で必ず聞かれる「なぜその訓練を受けたいのか」「どんな仕事に活かしたいのか」を整理しておくと良い。失業保険延長目的だと思われかねない。
面接で聞かれた質問|“継続して通えるか”が最大関心
実際に聞かれた主な内容は以下。難問よりも基本確認が中心でした。
- 本人確認(住所・生年月日・受付番号)
- 志望動機(簡潔に)
- 訓練後の進路イメージ(目標資格・応募職種)
- 通学時間(自宅からどのくらいかかるか)
- 通学に不安はないか
- 現在の求職活動(応募・面接の状況)
- 前職の退職理由
- クラスでのコミュニケーション適応性
- 既に休む予定(通院・行事等)の有無等
評価の軸は「継続して通うことができるか」「クラスに馴染むことができるのか」。
筆記試験はなく、雰囲気は穏やかだったとのことです。
入校から2週間のリアル|“学生モード”への切り替えがしんどい
知人の率直な感想:「想像以上に疲れた」。
- 通学と座学の連続で体力を消耗。社会人の“瞬発力”と違い、学習の持久力が求められる。
- ただ、1週目後半〜2週目で徐々にペースをつかみ、クラスメイトとも打ち解け始めた。
現在は、パソコン実習が中心で特に問題はないそうです。
ただ、これから簿記の授業が本格的に始まり、ついていけるかどうか不安もあるとのこと。授業が開始してから始めるとなると大変なので、入校前から少しづつ勉強は開始していたようです。
また授業ごとに確認テストがあるため、気が抜けない日々が続いているようです(それほど難しくはないらしい)。
人気コースの注意点
簿記は人気ゆえに落選も普通だったようです(倍率は2倍以上だったそうです)。なので書類選考に漏れたら、失業保険を受給しながら、受講はできませんのでご注意ください。また半年以上のコースは授業料はかかりません。加えて、訓練校の併願はできないそうです。それを踏まえて、訓練校で人気のコースを受講する必要があるのか検討する必要があります。
まとめ|最初の2週間は“慣れ”が勝負。小さく毎日積む人が伸びる
- 申請は残日数と締切が命。
- 面接は皆勤できる現実性が最大評価軸。
- 入校2週間は体力×学習習慣づくりの期間。
- 簿記の学習に不安があるのなら、事前に学習にとりかかる。
簿記の職業訓練は、再就職・キャリア転換に直結するため、人気のコースです。何も資格を持たないで事務職に応募するよりも、使用される可能性は高くなると思います。ただ良く勘違いされるのですが、資格は就職への手段です。資格の取得に集中するあまり、就職活動をおろそかにする人は結構いるのでその点をご注意ください。
入校直後は「慣れるまでが勝負」だと感じました。私も、訓練校に通っていた時は、通学や授業に、最初になれるのまで苦労しました。
勉強にブランクがある人ほど、最初の1〜2週間で疲れを感じやすいかもしれません。
とはいえ、いずれ環境に慣れますし、学びのリズムも整ってくると思います。
これから簿記の職業訓練を考えている方は、
「申請のタイミング」「書類提出の早さ」「訓練校の面接準備」
この3つを意識しておくとスムーズにスタートできると思います。
人気のコースは倍率が高いです。ただ倍率が高いからと言って必ずしも就職に有利だとは限りません。人気のコースに申し込むからには、選考漏れについてもあらかじめ覚悟しておく必要があります。
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