ふるさと納税をやっている人の多くは、「ワンストップ特例制度」を利用していると思います。
確かに手続きが簡単で、申請書を送るだけで完結する便利な制度です。
ですが、私はあえて 確定申告派 です。
なぜなら、やってみると想像以上に簡単で、しかもメリットが多いからです。
この記事では、私が実際に確定申告を使ってふるさと納税を行って感じた「本当の便利さ」と「お得な理由」を、確定申告を面倒だと感じている人にも分かりやすく紹介します。
ワンストップ特例制度の仕組みとデメリット
まず、ふるさと納税をするときに多くの人が選ぶのが「ワンストップ特例制度」です。
これは、確定申告をしなくても住民税の控除を受けられる仕組みで、次の条件を満たすと利用できます。
- 寄附先が5自治体以内
- 確定申告をする必要がない給与所得者
- 医療費控除や初年度の住宅ローン控除を受ける必要ない方
- 寄附先ごとに申請書を提出している
確かにこの制度は「簡単で手間がかからない」というメリットがあります。
しかし、実際に使ってみるといくつかのデメリットがあることがわかります。
デメリット①:所得税の還付が受けられない
ワンストップ特例では、税金の控除はすべて「住民税」に適用されます。
そのため、本来「確定申告」なら戻ってくるはずの所得税還付が受けられません。
つまり、控除のトータル金額が少なくなるケースもあるのです。
デメリット②:寄附できる自治体が5つまで
ふるさと納税の楽しみの一つは「全国の美味しい返礼品を選ぶこと」。
しかしワンストップ特例制度では、寄附先は5自治体までという制限があります。
これでは、好きな地域に自由に寄附できません。
デメリット③:書類提出が面倒
ワンストップ特例は「簡単」と言われますが、実際には自治体ごとに書類を送る必要があります。
寄附先が増えるほど手間が増え、郵送のミスや期限切れのリスクも出てきます。各自治体に書類を送るよりも、自身でまとめて確定申告した方が手間はかかりません。
確定申告は思っているほど難しくない
「確定申告」と聞くと、「難しそう」「時間がかかりそう」と感じる人が多いでしょう。
しかし、実際にやってみると想像以上にシンプルです。
今は国税庁のサイト(e-Tax)を使えば、
スマホでもパソコンでも、完全オンラインで30分〜1時間以内に完了します。
マイナンバーカードとICカードリーダー、もしくはスマホのマイナンバー連携があれば、
自宅から一歩も出ずに申告が完結します。
さらに、給与所得者であれば、源泉徴収票の情報をそのまま入力するだけでOK。
自動で控除額を計算してくれるため、税金の知識がなくても心配いりません。
e-Taxで30分!スマホでできる簡単な手続き方法
ここでは、実際に私がやっている「ふるさと納税の確定申告(e-Tax)」の流れを紹介します。
【ステップ①】準備するもの
- マイナンバーカード
- スマホ or パソコン
- 源泉徴収票
- 寄附金受領証明書(または電子データ)
※寄附金受領証明書は、寄附した自治体やふるさと納税サイトからダウンロードできます。
【ステップ②】e-Taxサイトにアクセス
「国税庁 確定申告書等作成コーナー」にアクセス。
ガイドに従って「ふるさと納税の寄附金控除」を選びます。
【ステップ③】寄附金の情報を入力
寄附した自治体名、寄附額、日付を入力します。
最近は「楽天ふるさと納税」などで自動連携できるため、手入力もほとんど不要です。
【ステップ④】控除額を確認
自動計算された控除額を確認し、申告を送信。
マイナンバーカードで本人確認を済ませれば、手続きは完了です。
全体で約30分。思っている以上に簡単です。
確定申告のメリットは“所得税還付+自由度の高さ”
確定申告でふるさと納税を行う最大のメリットは、
所得税の還付を受けられることです。
ワンストップ特例の場合、控除は翌年の住民税から引かれるだけですが、
確定申告なら、確定申告後1〜2か月以内に所得税分が口座に直接振り込まれます。
たとえば、年間10万円寄附していた場合、
数千円〜1万円前後の還付金が戻るケースも珍しくありません。
もうひとつのメリット:寄附先の自由度
確定申告なら、寄附先の自治体数に制限がありません。
10自治体でも20自治体でもOKです。
私は、食料品を中心に全国の自治体に寄附しています。
冷凍ハンバーグ、干物、明太子、米、果物……。
結果的に、食費の節約にもつながり、返礼品を楽しみながら節税できています。
実際にやってみれば感じると思いますが、5つの自治体は少ないです。同じ自治体で返礼品を貰うよりも、違う自治体から返礼品を貰いたい人の方が多いのではないでしょうか。
まとめ|ふるさと納税は確定申告の方が断然おすすめ
確定申告というと難しく感じるかもしれませんが、
今はe-Taxの普及で、初心者でも簡単に手続きできる時代です。
確定申告を使うメリットは次の通り。
| 項目 | ワンストップ特例 | 確定申告 |
|---|---|---|
| 手続き方法 | 書類を郵送 | e-Taxでオンライン完結 |
| 所得税還付 | なし | あり |
| 寄附先の制限 | 5自治体まで | 制限なし |
| 所要時間 | 郵送の手間あり | 約30分で完了 |
結果的に、確定申告の方が「自由で・お得で・スマート」です。
私自身、初めてやったときは戸惑いましたが、
一度経験すると流れが分かり、次回からは30分もあれば終わるようになりました。
税金の仕組みも理解できるようになり、
“節税”への意識が大きく変わったのを今でも覚えています。
これから始める人へ
もし「ふるさと納税は難しそう」と感じているなら、
まずは1万円程度の寄附から始めてみてください。
マイナンバーカードとスマホさえあれば、
初心者でも自宅で完結できます。
税金が戻るうえに、返礼品も届く。
これほど実感できる“お得な制度”はなかなかありません。私も以前は難しそう思ってやっていませんでしたが、実際にやってみたら、もっとはやくやれば良かったと思いました。
ふるさと納税は、「納税しながら日本の地域を応援する」仕組みです。
ぜひ、今年は確定申告でふるさと納税デビューしてみてください。
