【体験談】30代・未経験でも正社員採用は可能｜職業訓練を活用した面接戦略と成功体験

2025年9月12日2025年11月27日

30代を過ぎてからのキャリアチェンジは不安がつきものです。
「未経験で採用されるのか？」
「面接で不利にならないか？」

しかし私は30歳を過ぎてから、前職の営業職から全く異なる 技術系（ブルーカラー系）職種へ転身し、正社員として採用されました。

その決め手になったのが 職業訓練校×面接戦略。
本記事では、
✅未経験転職を成功させた面接対策
✅職業訓練を活用した優位性
✅企業に響いたアピール方法
を具体的に解説します。

同じように「人生の再スタート」を考える方の参考になるはずです。

なぜ30代未経験でも採用されたのか｜企業が見ていた評価ポイント

企業が未経験者を見るとき、次の3つを特に気にします👇

評価ポイント	意味
継続性	すぐ辞めない人材か
目的意識	なぜこの職種なのかが明確か
基礎スキル	訓練を通じて最低限が保証されているか

30代の採用においては
「即戦力より長期的な活躍（未経験者に即戦力は期待できませんが）」を重視
される傾向があります。

つまり、

“長く続けられる理由” を論理的に伝えることが勝利条件

でした。

職業訓練校は30代未経験にとって最高の「戦略」

私が利用した職業訓練校は、次の点で非常に効果的でした👇

1年間の学習で知識の土台をつくれる
求人紹介や面接練習などサポートが手厚い
訓練校経由求人は書類選考免除の場合あり
企業側も訓練卒は採用意欲が高い

正直これがなければ、
未経験の履歴書は門前払いだったと思います。

訓練校は“入口突破”のための大きな武器。訓練校がなければ、もっと苦戦していたと思います。

面接で伝えた一番大切なこと｜「長く働く意思」

面接で実際に話した軸はこの2点👇

① キャリアチェンジの理由
② 長期キャリアを築く覚悟

例）実際に伝えた内容（だいたい以下のような内容を伝えました）

前職では営業職をしており、自身の適性を考慮した場合、長く働き続けるのは難しいと考えました。長く働くための技術力を身につけたいと考え、職業訓練校に入校しました。

正直に自分の適性がなかったこと、その上で長く働くために職業訓練校に入校して御社の面接を受けていることを伝えました。結果、4社から内定をもらいましたので悪い印象は与えなかったとは思います（職業訓練校の書類選考免除のおかげですが）。

30代の転職は「即戦力前提」ではない

企業はこう考えています👇

✅未経験＝柔軟に育てられる人材
✅30代＝責任感・コミュ力が安定している世代

強みは「社会人経験があること」。

未経験でも“職場で働いた経験”は武器になる

前職の内容を否定せず
🔹何が得られたか
🔹どう活かすのか（ここが重要）
ここを説明できれば評価は上がります。

面接でよく聞かれた質問（基本的な内容のみ）

質問	回答の方向性
なぜこの職種？	「適性＋長期キャリア」に言及
前職の退職理由	ネガティブは避け、方向転換で説明
訓練校の入校理由	異業種から未経験のため、技術力を身につけたいと説明
10年後どうなっていたいか？	具体的な目標踏まえ言及
貴社のイメージは？	この質問はどれだけ相手を調べているかが分かるので、必ず答えれるようにする

要点は
✅論理的 ✅誠実 ✅継続意欲
の3つ。

実際の採用までの流れと結果

項目	内容
応募社数	5社
書類通過率	100％（訓練校推薦求人）
面接通過率	80％
内定獲得	正規雇用

職業訓練校に通って感じたのは、意外にも就職活動を真面目に取り組まない人が多いということです。訓練校で学ぶこと、資格を取得すること自体が目的になってしまい、就職活動を後回しにしてしまうケースが多い印象でした。私は当時、書類選考免除の求人と公務員試験を中心に応募していましたが、今振り返ると大手転職サイトも併用すれば、もっと選択肢を広げられたと感じます。現在は人手不足による売り手市場であり、企業も“長く働ける人材”を求めています。社会人経験や継続力がある人ほど評価されやすく、30代以降でも十分にチャンスがあります。訓練校を活かす最大のポイントは、学びと就職活動を同時進行で進めることです。