職業訓練校の資格対策はどの程度?第2種電気工事士を実際に取って感じたリアル

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「手に職をつけたい」「資格を取りたい」――職業訓練校に通う人の多くは、こうした目的を持っています。
私もその一人でした。30歳を過ぎてから全くの未経験分野に挑戦し、訓練期間中に第2種電気工事士の資格を取得しました。

この記事では、実際に通って分かった

  • 職業訓練校での資格試験対策のレベル
  • 独学との違い
  • 合格までの学習ステップ
    を、体験ベースでリアルに解説します。

目次

職業訓練校で取れる資格には限りがある

まず最初に知っておくべきポイントは、
「職業訓練校=資格を取れる場所ではない」ということです。

私が通っていたのは電気系のコースでしたが、メインで取得を目指す資格は第2種電気工事士です。
他には、個人で危険物乙種4類やボイラー技士2級を受験する人もいましたが、これらはコースとは関係ないので自主的に取得するという方針。
カリキュラムには含まれていませんでした。

つまり、職業訓練校は「資格を取るための学校」というより、
実務に必要な基礎技術と知識を学ぶ“職業準備の場”です。

「資格を取ってすぐに就職」よりも、「訓練→(最低限必要な)資格取得→就職支援まで一貫してサポートを受けられる」という点が最大のメリットです。


筆記試験対策は“教材選び+自宅学習”がカギ

第2種電気工事士は「筆記試験」と「技能試験」の二段構成です。

筆記試験では電気理論・配線図記号・法規など、初学者には聞き慣れない用語が多く、最初は難しく感じました。
ただ、訓練校の授業で扱う範囲は基礎が中心。正直、授業だけでは合格点には届きません。

なので自宅での過去問演習が必要です。
使用した教材(学校指定)は定番の『ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 学科試験 すぃ〜っと合格』

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このテキストは図解が多く、初心者でも直感的に理解できる構成でした。
授業で学んだ内容を自宅や通学で再確認し、週末に過去問を少しずつ解く――
この繰り返しで徐々に点数が安定し、本番では自己採点で90点前後(記憶だと88点)を取ることができました。

講師も丁寧に質問に答えてくれたため、疑問をすぐに解消できたのも大きな助けでした。
「基礎は授業で」「試験対策は自宅・通学で」――この二段構えが合格の近道です。


実技試験は「講師のサポート」が圧倒的な強み

筆記試験を突破したら、次は最大の関門――技能試験(実技)です。
13種類の課題があり、限られた時間で正確に配線を仕上げる必要があります。

訓練校では、課題を2〜3回ずつ練習できる環境が整っており、工具も全て貸し出し。材料費を気にすることなく課題に取り組めたのは良かったです。
しかも、外部講師が作品を一つひとつチェックし、ミスをその場で指摘してくれます。

正直、これがなければ合格は難しかったと思います。
独学の場合、配線ミスや接続不良に気づかず「間違いをそのまま覚える」危険があるからです。

私は訓練中に何度もミスを指摘され、その都度原因を理解して修正の繰り返し。
本番では時間内に全て完成させることができました。
訓練校の実技対策は「効率・理解・コスト」の面で独学を圧倒しています。

【私が使用した教材はこの1冊👇】

『第2種電気工事士 学科試験 過去問題集』(電気書院)

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独学との違いは「環境」と「確認の早さ」

独学で第2種電気工事士を目指すことも不可能ではありません。
しかし、特に未経験者の場合は「間違いに気づけない」という壁にぶつかりやすいです。

例えば、VVFケーブルの被覆を剥がす長さ、リングスリーブの圧着位置、接続の順序など――
細かい作業を独学で正確に覚えるのは難しい。しかも本番まで作業が正確にできているのかどうか確証は持てない。合否が出たときに、初めて出来ていたのか出来ていなかったのかが分かる。

訓練校では、作業手順をその場で講師に確認できるため、
「なぜそうするのか」「どこを直せばいいのか」が明確になります。
結果として、習得スピードが圧倒的に早いのです。

さらに、同じ目標を持つ仲間がいることも大きなモチベーションになります。
一人だと勉強では続かなくても、周りと進度を比べながら取り組める環境は、独学にはないメリットです。


訓練校を選ぶ際のポイント|講師とカリキュラムの質を見極める

どの訓練校でも同じ結果が得られるわけではありません。
実際、私が通っていた校では雰囲気も良く講師も親切でしたが、
他のコースでは「講師の態度が高圧的」「説明が分かりにくい」といった声もありました。

そのため、入校前の見学は必須です。

見学時にチェックすべきポイントは以下の3つ:

  • 講師の説明が丁寧か、質問しやすい雰囲気か
  • カリキュラムの中で資格対策がどの程度組み込まれているか
  • 実技設備や工具が整っているか

この3点を確認するだけでも、入校後のミスマッチを防げます。


資格取得はゴールではなく「スタートライン」

第2種電気工事士を取得したことで、選べる求人も増えました。
未経験からでも、資格を持っているだけで就職先の幅が広がり、給与水準も安定します。

ただし、ここで勘違いしてはいけないのは――
資格を取れば人生が安泰というわけではないということです。

日本では給与を上げるには「専門性を高める」か「管理職になる」かの2パターンが主流です。
資格はその第一歩にすぎません。
取得後も実務経験を積み、継続的にスキルを磨く姿勢が求められます。


まとめ|訓練校の資格対策は“実技重視の学びの場”

職業訓練校の資格対策は、派手さはありませんが実践重視で堅実です。
筆記試験対策は自宅学習が中心になる一方、実技試験は訓練校のサポートが大きな武器になります。

特に第2種電気工事士のように「実技での再現性」が問われる資格では、
講師による指導と修正が合格の鍵になります。

未経験でも正しい環境で学べば、半年〜1年で確実に合格レベルに到達可能。
そして、その努力は「資格取得」だけでなく、就職・転職・キャリアアップすべての基盤になります。

職業訓練校に通う以外にも、東京都の「在職者向け職業訓練(キャリアアップ講習)」を利用する方法があります。第2種電気工事士の学科・技能試験対策コースがあり、講師から直接指導を受けられるため、独学だけが不安な方や実技に慣れたい方におすすめです。受講料も比較的安く、仕事と両立しながら学びやすい点がメリットです。

検討する方はこちら👇
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この記事の要点まとめ

  • 職業訓練校で取れる資格は限定的(目的に合うコース選びが重要)
  • 筆記は「授業+自宅学習」の併用が必須(通うだけでは取得できない)
  • 実技は講師の指導が合格への最短ルート
  • 独学との最大の違いは「環境」と「確認スピード」
  • 資格取得はゴールではなく、新しいキャリアの“スタートライン”

行動するかどうかで未来は変わります。
「学びたい」と思ったときが、人生を再設計する最初のタイミングです。
職業訓練校はそのための最良の環境。
自分の手で技術を身につけたい人にこそ、ぜひ一歩を踏み出してほしいと思います。


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この記事を書いた人

現役公務員として働きながら、資産形成やキャリア形成について発信中。30代で職業訓練校を経て公務員へ転職した実体験から、「遅く始めても人生は変えられる」をテーマに、勉強法やお金の知識、安定した収入を活かした堅実な資産づくりをわかりやすく紹介しています。

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