通ったときの生活費|失業保険と手当でどう暮らしていたか

「職業訓練校に通っている間、生活費はどうしているの?」
これは、これから通おうとしている人が当然心配する疑問点です。

結論から言えば、失業保険と手当をうまく活用すれば、生活費にはほとんど困らないです。
私も実際に1年間のコースに通いましたが、経済的にはかなり安定していました。

この記事では、私の実体験をもとに、
訓練中のリアルな生活費事情と給付金の仕組みを分かりやすく紹介します。


目次

失業保険を受け取りながら通学できる

職業訓練校に通う大きなメリットは、失業保険(基本手当)をもらいながら学べることです。

私の場合は、ハローワークで「公共職業訓練」に申し込み、
入校が決まってからも失業給付の支給が継続される形でした。

結果として、訓練期間中(約1年間)ずっと失業保険が支給され、
さらに訓練終了後の数週間も延長されて、合計で約14か月分の給付を受け取ることができました。

給付額は人によって異なりますが、私は月におよそ 18〜20万円前後
余裕はありませんが、十分に生活できる金額でした。


ポイント:入校時期を“給付残期間”に合わせる

もし職業訓練に通うことを検討しているなら、
入校時期を失業保険の給付残期間に合わせることがとても重要です。

というのも、失業保険を延長してもらうには、
「受給期間が3分の1以上残っていること」が条件だからです。

たとえば、支給期間が90日の人なら、30日以上の残りがあるうち訓練校に入校しなければなりません。
これを逃すと、訓練中に給付が貰えない恐れがあります。

そのため、退職時点で「いつ開講するコースに申し込むか」を逆算しておくとスムーズです。必要ならハローワークに事前相談することをすすめます。


交通費・受講手当も支給される

訓練中は、失業保険に加えて交通費と受講手当も支給されます。

交通費の支給

通学にかかる交通費は、ハローワークが実費を負担してくれます。
電車通学の場合は定期代が支給されます。

また、1年以上のコースであれば「学生扱い」となり、学割定期が購入可能
なので学割サービスを利用しようと思ったら利用は可能です。

受講手当の支給

さらに、出席日数に応じて受講手当(1日500円・上限月2万円)が支給されます。
これは地味にありがたく、参考書代や文房具代の補填にぴったりです。

つまり、失業保険・交通費・受講手当の3本立てで支えられるため、
金銭的に大きな負担を感じることはありませんでした。


実家暮らしならさらに余裕が生まれる

私はこの期間、家賃の節約のために一時的に実家に戻って通いました。
結果として、光熱費・家賃・食費の大半が削減され、
貯金を使わずに1年間を乗り切ることができたのです。

実家暮らしなら、毎月の給付金の一部を貯金することも可能。
同時に、資格試験の受験料や教材費にも充てられました(結構資格試験の受験費用は高いです)。

一人暮らしの場合でも、
・必要があれば安い物件を探す
・通信費や保険を見直す
・自炊を増やす
といった工夫をすれば、十分やりくりできます。

訓練期間中は平日朝から夕方まで学校があるため、思ったよりもお金を使う機会が少ないと思います。


注意:失業保険延長には条件がある

繰り返しになりますが、失業保険を延長して職業訓練校に通うには条件があります。

主な条件は以下の通りです。

  1. 受給資格がある(雇用保険に一定期間加入していた)
  2. 失業給付の残期間が3分の1以上ある
  3. ハローワークを通して正式に申込・推薦を受けている
  4. 開講日に就職していない・働いていない

また、申込みから入校まで2か月のタイムラグがあるため、
余裕を持って手続きを進めましょう。失業保険を延長せずとも訓練校に入校はできますが、やはりもらいながら受講した方が精神的にも安定します。なので受け取る際には十分に気をつけてください。

他にもよくあることとして、人気コースに申し込みをすると選考落ちをする可能性があります。必ずしも「人気コース=就職に強い」という訳ではないことを留意してください。


まとめ|職業訓練中の生活費は意外と安心

職業訓練校に通っている間の生活費は、
失業保険+交通費+受講手当で十分にまかなえます。

  • 毎月約18〜20万円前後の失業給付
  • 交通費の実費支給
  • 受講手当(上限20,000円/月)

この3つが揃うことで、生活面の不安はほぼなくなります。
実際、私は貯金を減らすことなく1年間通い続けられました。僅かな貯金すらできました。

もし今、「訓練に通いたいけどお金が不安」と思っているなら、
まずはハローワークで「受講中の給付金・手当」について相談してみてください。

職業訓練は、スキルアップと再出発の両立ができる制度です。
お金の心配で挑戦をあきらめるのはもったいないと思います。
制度を正しく理解し、計画的に準備すれば、誰でも安心して新しいスタートを切れます。


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この記事を書いた人

現役公務員として働きながら、資産形成やキャリア形成について発信中。30代で職業訓練校を経て公務員へ転職した実体験から、「遅く始めても人生は変えられる」をテーマに、勉強法やお金の知識、安定した収入を活かした堅実な資産づくりをわかりやすく紹介しています。

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