「職業訓練校に通おうと思う」
そう話したとき、あなたの周囲はどんな反応をするでしょうか?
応援してくれる人もいれば、否定的な言葉をかけてくる人もいます。
実際、私も訓練校に通うと決めたとき、あからさまに否定された経験があります。
しかし今振り返ると、周囲の反応に振り回される必要はまったくありません。
むしろ、自分の人生を真剣に考えていても、理解されないことがほとんどだと思います。
ここでは、職業訓練校に通うと決めたときに起こりがちな周囲の反応、
そして否定的な意見への向き合い方を、私の体験を交えてお伝えします。
職業訓練校を馬鹿にする人の心理
私が「職業訓練校に行く」と話したとき、反応は大きく4つに分かれました。
- Aさん(知人):「行くのは時間の無駄。すぐ就職した方がいい」
- Bさん(家族):「へぇ、そうなんだ(特にリアクションなし)」
- Cさん(知人):「もう若くないし行く意味あるの?」
- Dさん(家族):「いいじゃん、行ってみたら?」
興味深いのは、否定的なAさんとCさんがどちらも“安定したキャリアを築けていなかった”ことです。
Aさんは「訓練校=底辺が行く場所」という偏見を持ち、
Cさんは「年齢」を理由に行動せず、結果的に転職にも失敗していました。
人は、自分が挑戦していない領域に対して本能的に否定的になりがちです。
あなたの挑戦が“まぶしく見える”からこそ、批判という形で出てくることもあるように感じます。
否定的な意見の多くは「無知」から来る
職業訓練校を否定する人の多くは、制度を正しく理解していません。
実際に通ったこともないのに、ネット上の一部の偏った情報を信じて「意味がない」と決めつける人も少なくありません。
しかし現実には、職業訓練校はしっかり活用すればキャリアを立て直す絶好のチャンスです。
- 半年以内のコースなら受講料は無料
- 失業保険を受け取りながらスキルを学べる
- 交通費支給や書類選考免除の求人がある
- 実践的な技術を身につけやすいカリキュラム
特に、30代・40代で未経験から転職を目指す人にとってはこれ以上ない環境です。職業訓練校等の機関をはさまずに転職活動をしたら、おそらく書類選考落ちがほとんどだと思います。運よく採用されても、労働条件が悪い会社の可能性が高いのではないでしょうか。
たとえ今、非正規雇用で年収が低くても、行動次第で確実に好転します。
実際に私自身、訓練校で第二種電気工事士等の資格を取得し、公務員(技術職)へ転身しました。
今では安定した収入と生活基盤を手に入れています。
否定的な意見を言う人たちは、この制度を通して人生を立て直した人達の存在を知らないだけです。
周囲の言葉より、自分の選択を信じる
職業訓練校に通うと決めたとき、周囲の反応が怖くなるのは当然です。
しかし、否定的な言葉に耳を傾けすぎると、行動が止まってしまいます。私も少し辞めようかなとも思いました。
AさんやCさんのように、何もせず批判だけする人ほど「失敗を恐れて動けない人」です。
一方で、私を応援してくれたDさんのように、「行けばいいじゃん!」と背中を押してくれる人でした(言い方は結構軽い感じでしたが、逆にそれが良かったです)。
結局、他人の意見はあなたの人生の責任を取ってはくれません。適当なことを言ってお終いです。当然、自分が言った事すら覚えていません。
自分の決断に責任を持ち、実際に行動する人だけが結果を得られます。
「職業訓練に行く=終わり」ではなく「始まり」
「職業訓練校=失業者の行く場所」というイメージが未だに根強くあります。
しかし、実際に通ってみると、そこには本気でキャリアを立て直そうとする人がたくさんいました。
年齢層も10代後半から60代まで幅広く、
電気・機械・IT・介護・経理など、それぞれの目標に向かって学んでいる姿は前向きそのものでした。
つまり、職業訓練校は「やり直し」ではなく、「再スタートの場所」なのです。
たとえ過去の仕事がうまくいかなかったとしても、
今の自分を変えようと行動すること自体が、立派な一歩です。
否定的な言葉に対してどう向き合うか
では、実際に否定されたとき、どう受け止めればよいのでしょうか?
私の経験から、次の3つの考え方が役立ちました。
1️⃣ 批判の裏には「理解の欠如」がある
多くの人は訓練校の制度や実績を知りません。説明しても理解されないこともあります。
「知らない人の意見」と割り切った方が楽です。
2️⃣ 結果を出せば黙らせられる
どんなに否定されても、行動し続けて成果を出せば、周囲の見方は180度変わります。
私も卒業後に安定した職に就けたことで、かつて批判していた人たちの態度が変わりました。そして、私は公務員になった後も時間をつくって勉強を続けていましたので、「第三種電気主任技術者」や「エネルギー管理士」等の資格を取り、実務能力も身につけました。結果として、周囲は認めてくれるようになりました。時間がかかっても続けることが大切です。
3️⃣ “誰の意見か”を見極める
あなたの挑戦を否定する人は、その分野の専門家ではないことがほとんどです。
意見を聞くべきは、経験者・支援機関の職員など、“行動している人”や“結果を出している人”です。
まとめ|職業訓練校は「無駄」ではなく、使い方次第で人生が変わる
職業訓練校に通うか迷っている人へ。
どうか、周囲の否定的な意見に惑わされないでください。
確かに、訓練校に通うだけでは人生は変わりません。
しかし、「行動のきっかけ」としては最高の環境です。
職業訓練校は“時間の無駄”ではなく、“再出発のための投資”。
それをどう使うかで未来は大きく変わります。
偏見ではなく、現実を見て選択してください。
もし迷っているなら、まずはハローワークで相談してみましょう。
そこで初めて、自分の可能性を客観的に見ることができます。
周囲の声より、自分の意思を信じて動く。
その一歩こそが、未来を変える最初の行動です。



